1947-12-06 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第46号
ただちに御答辯申し上げるはずでございましたが、これは辯解ではございませんけれども、その後群馬縣の災害地から、この十月以來非常な要望がありまして、群馬縣の各地方に災害の實地踏査に出かけました。この實地踏査ということは、毎年十一月から十二月にかけまして災害期を越えまして、後から災害が増加することのないような季節にやることが通例になつております。
ただちに御答辯申し上げるはずでございましたが、これは辯解ではございませんけれども、その後群馬縣の災害地から、この十月以來非常な要望がありまして、群馬縣の各地方に災害の實地踏査に出かけました。この實地踏査ということは、毎年十一月から十二月にかけまして災害期を越えまして、後から災害が増加することのないような季節にやることが通例になつております。
實は先般私氣仙沼から石巻に至るところの間を實地踏査いたしたのであります。國家の財政、資材等がございますならば、三陸に對する太平洋沿岸の運輸行政といた觀點からいたしまして、私は八戸から石巻までの太平洋沿岸に鐵道を敷設するのが當然だと考えます。政府もすでにその計畫をもつておりまして、ただいま請願趣旨にお述べになりましたように、路盤ができておる所もございます。
私もこの町には二度ほど實地踏査したことがございますが、まことにこの請願は公正妥當な請願であると考えまして、ただ單に頼まれたから御紹介申し上げるというのではございません。實際を見てその必要を痛感いたしましたので、喜んで紹介議員たることを受諾し、本委員會の委員各位の御同情を得まして、御贊成をお願い申し上ぐると同時に、政府の御理解と御同情に訴えてこの目的を達成せしめたい、かような念願でございます。
一方北上川によつて結ぶ宮城、岩手の両縣、阿武隈川によつてつながる宮城、福島の両縣等、三縣縣會議長が發起人となりまして、關係縣會議員及び市町村長、治水關係者等を網羅した人々によつて、岩手縣黒澤尻より宮城縣を経て福島に通じる水運開發期成同盟會の發足がありまして、すでに三縣下における實地踏査は、今次水害前六、七月の交において、三縣下の調査を終了いたしたのであります。
先ほども島根縣からわざわざ御陳情もございましたし、なお東北につきましては關係閣僚が相談をし、現状もよく實地踏査して救濟その他國庫の費用の支出も考えたい。こういうことを考えているわけであります。和歌山縣につきましても、これは全國一樣なところが多々あるのであります。
今囘の調査は、第一日を猪苗代湖利用の發電状況、第二日を只見川流域のダム式發電所工事状況、第三日を裏磐梯地域の桧原湖、小野川湖、秋元湖の水利利用状況を詳細にわたりそれぞれ實地踏査を行つて調査をしたのであります。順次その概要を申します。 第一に猪苗代湖は面積一〇四・六八キロメートル平方あるわが國の水量の豐富にある湖の一つにして、しかも標高五百十四メートルという發電條件に最も適したものであります。